12月3日の雑文

突然ですがどうしても、効率的に、機械のように、
白黒はっきりつけるのは苦手です。
苦手だけど、生きていればやらにゃならんときもありますね。

無念や失敗やプレッシャーで軽く落ち込んで帰宅した日は
家族の作ったごく普通のチャーハンが妙に旨くてじんわりする。

そして、好きな人が好きな歌（いい歌！）をユーチューブで探して聴く。

すてきな歌詞だなとか思いながら、歌ってる人はまだ元気かなとか、
もちろん好きな人のことも思い出す。

それから大好きなイラストレーターの画集をひらいてひととおり眺め、
コラムを読む。

わくわく。ふむふむ。
わくわく。むふふ〜。

一連の“好き”を思い出すアクションによって、心は萎縮していたことを忘れる。
乾燥わかめが水を含んで元の姿に戻り、踊る感じで。

好きの作用はすごいな。

いまのところ、好き が最大の味方かもしれない。
劇的にポジティブなものには違和感を感じて止みませんが、
好きを信じることに関しては肯定したくてたまりません。

展示には作品をたくさん飾りたいので、
職場の冬休みには集中してがんばろう。

心底ありがたいことに、イラストのお仕事も少し頂いています。
寒くなってきましたが、どうかみなさん風邪などひきませんように。
よき師走をお過ごしください。